心の砂地

Globalkiss的な愛の考察。

僕たちのBest2016⑥-よっしー編-

今回は、私たちの良心的存在、よっしーの2016年マイベストアルバムをご紹介いたします!






1.Frank Ocean 「Blonde」「Endless」(2016)


今の時点では「自分以外の人間になろう」とし続けることが人生だと僕は思っています。
すべての矛盾を受け入れる夜と、美しさが宿る目を持った「Youth」の為だけのアルバム。
現代において「若者」と「Youth」を分断する踏み絵。


Frank Ocean - 'Nikes' on Vimeo



2.Blood Orange 「Freetown Sound」(2016)



愛情さえも、他人と照らしあわせなきゃその大きさを測れなくなってしまって、
選択する権利を持ちすぎてしまったが為に、それに束縛される。けれど、
今を生きるデヴ・ハインズは自分が享受しうる未来と愛の大きさを全く諦めてないんだと思った。

Blood Orange - Better Than Me (Official Video) - YouTube




3.Nick Cave & The Bad Seeds 「Skeleton Tree」(2016)




深い悲しみによって浮き彫りにされた「自分」と「他人」の溝。
家族や友人さえもつまるところは他人なんだと、過去や神様と交信するニックケイヴの叫び。
死にゆくの人の体から徐々に失われていく体温のような尊いものを感じた。

Nick Cave & The Bad Seeds - 'Girl In Amber' (Official Audio) - YouTube



4.Chance The Rapper「Coloring Book」(2016)



好きな人の寝顔を見ている時や、小さい頃からずっと触れているものに対する安心感のようなものをとても感じるアルバムだった。
心が満たされるアルバム。これはフランクオーシャンにも言えることだけど、
コンピューターで声を変調させたりして人体から出たものを全く違うものにねじ曲げても、
作品の中に存在している愛だとか悲しみのような人間感情の根本は全く変わっていない様に思った。

Chance the Rapper Performs 'No Problem' with Lil Wayne and 2 Chainz! - YouTube




5.Kamaiyah 「A Good Night In The Ghetto」(2016)


僕自身も80~90sには憧れを抱いていているので、
このアルバムは最初に聞いた時からとても身近に感じた。
そう思うのにはKamaiyahとその仲間達がいい具合にバカなのも助けていると思う。







6.FKA Twigs 「M3LL155X」(2015)



今年は自分はゲイカルチャーが好きだという事を確認した。
FKAはヴォーグというゲイのクラブシーンから生まれたと言われているジャンルのダンスを踊る。
FKAもArcaも自分の中の二面性をとても大切にしているように感じる。

FKA twigs Performs "Figure 8" | Pitchfork Music Festival 2016 - YouTube



7.Earl Sweatshirt 「Don't Like Shit, I Don't Go Outside」(2015)




アール君は自分と合わない奴とかはめっぽう無理なタイプなんだと思う。
繊細で臆病。自分がoddFutureのクルーに感じるシンパシーはそこなんだと思う。
自分の殻に閉じこもり答えの出ることのない内省が生んだアルバム。

Earl Sweatshirt - Grief on Vimeo



8.Nisennenmondai「N」(2013)




今年僕は音楽の良し悪しを表現する際に「ヤってる時に聞きたい」という生意気な表現を
多用していたのですが、このアルバムも筋トレしている時や、そういう動物的な事をしている
時に聞きたいです。 カタルシスも倍増するでしょう。


Nisennenmondai 'B2' I New Music Cities Tokyo - YouTube



9.Dam-Funk「DJ-Kicks」(2016)



気になってる女の子でも隣に乗せてこれをかければ、すれ違う車のヘッドライトや街の光が、どこかノスタルジックに輝き始め、
良きところで「昔ね、、」と向こうからきり出す。結構エモくて深い思い出話を真摯に聞いてあげると、そのまま光に導かれてdrive-inする。って妄想です。



10.Moodymann 「DJ-Kicks」(2016)


海外で買い付けた、ヴィンテージ家具を取り扱う店で買ったカウチに深く腰掛けて、
気の置けない連中とジョイント吸いながらたまに「イェー、、、」と小さく呟く。
皿に盛られた山盛りポテトをつつく。太る。って妄想です。




書き手:よっしー / POISE


2015年のマイベスト

http://rokisuna.hatenablog.com/entry/2015/12/25/202106